Localization Database

創薬ターゲットとする分子の候補決定には，その分子がどの組織で発現しているか，病態時においてその発現がどうなっているかが重要な意味をもつ．このような定法を得るためには，多数の分子について，発現パターンを網羅的に調査する必要がある．LifeSpan BioScience社のGPCR組織局在・疾患時発現データベースであるLocalization databaseには，320種以上のGPCRを対象としたヒト組織局在や疾患時発現，および正常・疾患時の免疫組織染色像がデータベース化されており，創薬ターゲットのバリデーションやGPCRと疾患との関連付けに大きなヒントを与えてくれると考えられる．